矯正治療における便宜抜歯について(3)
前述の続きとなります!!
では、どのように小臼歯を抜歯しないで、治療が可能となるのか。
ボストン大学のキム先生(左の写真)という方が、1990年代、非抜歯で矯正治療を行っておりました。この時使用していた装置がMEAW装置になります。
従来のワイヤー治療と比較して、三次元的に歯牙のコントロールが可能なワイヤーになります。
この、キム先生のMEAWとスラバチェック先生のシークエンシャル咬合の理論を取り入れ、矯正治療の非抜歯のメソッドとして確立された先生が神奈川歯科大学の前教授である佐藤先生(右の写真)です。
ぼくが大学院時代にお世話になった教授です。大学院卒業の時、教授と撮影した写真です。懐かしい。。
佐藤先生の考えた方は、次回のブログで書きたいと思います!